道しるべ
目を閉ざして
微かに聞こえる君の声頼りに
壊れた世界を歩いていく
この瓦礫の山に
何か縋れるものがあったなら
迷わず君に捧げよう
その声を失わぬように
暗闇は怖くない
怖いのは 君の声が聞こえなくなること
導を無くせば
立ちつくすことしか出来ない
嗚呼 あまりに無力
今は唯
君の声頼りに目を閉ざし
壊れた世界を歩いていく
目を開けた先には
絶望しかないから