詩の欠片

2003/06/25〜2003/07/04

ここにはもう楽園はない。
誰かの箱庭で生きるくらいなら、
ここを飛び出して、
自分たちの楽園を探しに行こう。

世界の果てまでたどり着いても、
君と繋いだこの手は、
絶対に離さないから。

2003/07/04〜2003/07/22

癒えない傷。
消えない痛み。
断ち切れない過去。
全部、君ごと包み込むから、
僕の前では、
泣いてください。

2003/07/22〜2003/07/31

生きるために必要なものなんですか。

空気?
食べる物?
お金?

……貴方。
私が生きるためには貴方が必要です。
貴方は、
私を必要としてくれますか?

2003/07/31〜2003/08/19

舞い散る、
白い、
花。

白は別れの色じゃない。
希望の光の色だから。

絶対大丈夫。
信じてる。
必ず、
また、みんなで幸せになれる。

「好きなものは好きだからしょうがない!!+White Flower+」発売記念。

2003/08/19〜2003/09/14

壊れていくこの世界で
ただ、確かなものは
君の、ぬくもり

次の瞬間、最期が訪れて
もし、二人離れたとしても
あの、約束の場所で待っているから

崩れ逝く世界を目に焼きつけ、
この世界は確かに美しかったと、
最期まで美しかったと、

どうか、
約束の場所も美しいままで

2003/09/14〜2003/10/20

左手首と腕に残る傷
貴方の言葉刻まれた
かつての現実

決して忘れることはない
決して消されることはない
身体に刻み込まれた唯一の
記憶の痕

あのときの言葉は
貴方と私だけが知る
彼方の想い出……

ノンフィクションです。

2003/10/20〜2003/11/18

生まれ出でた生命(いのち)に祝福を
闇へ向かう世界に嘆きを

私は
祝福に歌い
世界に嘆き
生まれ出でた生命に一欠片の希望を押し付け
命 果てるだろう

汝ら 魂の導かれる先に
冷たい闇が訪れぬことを

2003/11/18〜2003/12/15

女の子の幸せじゃない世界なんていらないわ。

男が天下を取って、
高笑いするのは見飽きたの。

男はみんな女の子供なのよ。

もう一度願うわ。

神さま。
女の子が幸せじゃない世界なんていらないの。
壊して頂戴。

それが出来ないのなら、
さっさと断頭台に登る事ね。

2003/12/15〜2003/12/23

「待ってる」

それだけを電波に乗せて。
携帯電話を握り締めて くすくす笑うの。

貴方ならわかってくれるでしょ?
これだけでも十分でしょ?

貴方を待つのはいつもこの場所だから。

早く来て。
困ったような 怒ったようなその声で、
私の名前を呼んで。

Dミサ取扱開始記念詩。

2003/12/23〜2003/12/31

聖なる夜
幻想の雪に願いを託す

壊れた砂時計を
私たちがもう一度作り直すよ

だから
この願いを叶えて
この想いを届けて

作り直した砂時計に
「命」という名の砂を−−−

Birthday...

想いよ、届け。

2003/12/31〜2004/01/12

貴方と過ごしたこの一年
貴方と過ごす次の一年
一年なんて短いよ

どうか
来年も その次も ずっと ずっと ずっと
一緒にいられますように

2004/01/12〜2004/02/11

中途半端な年を節目にして
再び此処に

でも 貴方は戻らない

否(いいえ)
姿は見えなくとも
此処で節目を祝ったのでしょう
ずっと共に居たのですから

故(だから)
私たちも貴方と祝福を

2004/02/11〜2004/03/07

世界中の誰よりも
貴方が幸せでありますように

たくさん傷つけて

ごめんなさい

2004/03/07〜2004/04/30

誰かの死で
私が悲しみのあまり
狂ってしまう前に

どうか
どうか
私を−−−殺してください





不明〜2004/07/25

10回目の夜が明けて、
11回目の朝がくる。

用意していたバックを片手に走り出そう。
約束の地はそこにある。

2004/07/25〜2004/10/11

私たちは、人間。
人と人の間に立つもの。

未だに、人に成れぬもの。

2004/10/11〜2004/11/01

ねぇ 神さま。

僕は誰を待っているのですか?